日数、目的、サイズ、タイプ、
スーツケース・キャリーバッグの上手な選び方
スーツケース・キャリーバッグ選びで一番迷ってしまうサイズ。
荷物が多い人、少ない人、旅行の行き先や目的もさまざま。
そんな中で自分に合ったものを選ぶのって難しいですよね。
ここでは、サイズ選びを中心に、自分に合った上手なスーツケースの選び方をお伝えします。
自分に合ったスーツケースの選び方
旅行かばんの上手な選び方のポイントをまとめてみます。
1.日数からサイズの目安をつける
まずは、サイズ選びの1番基準となる旅の日数から、目安を選んでみましょう。
一般的な日数による目安は以下の通り。
帰りにお土産を入れたい方や、普段から荷物が多めの方、寒い季節で衣類がかさばるときなどは、この目安よりも大きめを選ぶことをおすすめします。
※外寸3辺の合計が115㎝以内であれば、機内持ち込みが可能です。
(重量制限10㎏以内、航空機/航空会社により規定が異なる場合があります。)
ただし、国内線100席未満の場合、100㎝以内です。
※預け入れの場合も、3辺合計が158㎝以上になると超過料金がかかる航空会社もあるので注意!
(JALは203㎝までOK)
よく見る目安ですよね。でも、なんだかんだ、これが一番参考になりやすい。
よくタグ等に書かれているリッター数は、実はメーカーによって測り方が様々なんです。
ただ単に本体の寸法から容量(体積)を算出しているメーカー、
実際にスーツケースにもの(独自のあんこ的なもの)を詰めてみて、入った分のあんこの量からリッター数を算出しているメーカーなど。
スーツケースによってマチが狭かったり、幅が大きかったりいろいろなのでリッター数を目安にするのがわかりやすいのですが、おすすめは、本体の縦・横・高さの数字を見ることです。
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「3.普段のカバンの選び方や荷物の量を考慮して決める」を読む。
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ここから日数別のおすすめ商品をご紹介します。
2.行き先・目的を考えて選ぶ
スーツケース・キャリーバッグを買うと一口に言っても、その目的は様々です。
1〜2泊の国内旅行に行く方、ヨーロッパ旅行に行く方、ホームステイする方、はたまた出張でキャリーバッグを使うという方、大きな荷物が必要な習い事をするという方・・・
行き先や目的が違えば、選び方もそれに合わせたいですよね。
ここからは、旅先や目的に合ったタイプをご紹介します。
【目次】
① 電車やバスを使った国内旅行
② ヨーロッパに1週間ツアー
③ パソコン、書類を持って出張へ
① 電車やバスを使った国内旅行
→小回りのきくソフトキャリー
国内旅行が多い方であれば、そこまで安全面を気にする必要おありませんし、
電車やバスなどを使うことも多かったり、街中を歩くことも多いはず。
そんな旅行にぴったりなのは、使い勝手の良い4輪ソフトキャリーです。
サイズも小さめを選んでおけば、飛行機移動の際も、預け入れの面倒が省けます。
エース 4輪トロリーケース
■ 定価:¥31,320
■ 機内持ち込みサイズ
■ 重量:2.2kg
4輪自在キャスター。外ポケット2つ、内ポケット5つで荷物の整理に便利。旅行だけでなく、普段のお買い物にも使えそうなカジュアルなソフトキャリーです。
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② ヨーロッパに1週間ツアー
→大型キャスター+軽量のハードキャリー
海外は日本に比べて道の悪いところが多いです。特にヨーロッパは、きれいな街中でも石畳が多かったりと、キャスター付きの荷物をコロコロ引いて歩くにはけっこう面倒な場所。
また、列車移動が多く、駅構内には日本のようにエスカレーター・エレベーターが当たり前のようにあるわけではないので、スーツケースを持ち上げる機会も多いもの。
そのため、おすすめなのは、凹凸の多い道でも歩きやすい大型キャスター(できれば2輪)で軽量のタイプです。
■ 価格:¥27,000(83L)
■ メイン素材:ポリカーボネート
■ 重量:3.9kg
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おすすめポイント
ドイツの名門ブランドの軽量ファスナータイプシリーズ。セキュリティの高い2重ファスナーを採用しているので、ペンなどで開けられる心配もありません。
③ パソコン、書類を持って出張へ
→ヨコ型2輪タイプ
パソコンを入れるのに適しているのは、振動の少ないキャスターが2輪のタイプ。
また、書類の出し入れのしやすいヨコ型がおすすめです。
衣類やお泊りグッズと書類を一緒に入れることもあるので、内装のポケットが充実していたり、部屋が分かれているタイプ、フタ代わりになるカーテンシートが付いているものを選ぶと完璧です。
先方の目の前でキャリーバッグを開けることになったときに、こういった仕様のものがとっても役に立つんです。
■ 価格:¥28,080(31L)
■ 重量:3.09kg
■ B4対応 / 2気室 / エキスパンダブル / PC収納 /
ショルダーベルト付き
■ 機内持込みサイズ ■ TSAロック
素材もキャスターも耐久性・耐摩耗性に優れ、出張の多い方にはおすすめ。書類やパソコンの収納・整理に便利な機能的なポケットが充実。2気室になっているので、書類とプライベートな持ち物を分けて入れることができます。荷物の量に応じてマチ幅を調節することも可能。
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3.普段のカバンの選び方や荷物の量を考えて選ぶ
ここまでは、あくまで一般的な話。
でも、本当に自分もそれでいいのか、普段あまり使わないものだし値段も安くないものだからこそ、不安になります。
普段使うカバンはどこを重視して、どんな使い方をしてますか?
スーツケース・キャリーバッグといえども、あくまでカバン。
物を入れて持ち運ぶ、という目的は同じです。
物の小分けができるようにポケットがいっぱい付いているタイプが好きな方、
ちょっと高くても長く使える丈夫で質の良いものを選ぶ方、
デザイン重視の方、
負担にならない軽いタイプを選ぶ方
たしかに、スーツケースはプラスで手持ちのカバンを持つので、使い方は違ってきますが、いつもの自分の好みや求めるポイントはあまり変わらないはずです。
スーツケースだからと特別な考え方をしなくても、普段の好みを当てはめちゃえばいいんです。
いくら丈夫でも重いのは嫌だなとか、ちょっとくらい機能がなくても絶対おしゃれなのがいいとか、いつもの自分が思うことで決めちゃえばいいんです。
いつもの自分がそう思うなら、たった数日の旅行の間でもきっとそう思うはず。
実際に自分の荷物の量を計ってみる!
日数による目安サイズやリッター数だけでは、自分の荷物が入るかどうかどうしても不安、という方は、簡易的ですがこんなやり方がおすすめ。
家にある段ボール等箱型のものに自分の荷物を詰めてみて、
入った高さまでの体積(幅×奥行き×高さ)を計算してみるんです。
それを、スーツケースの縦×横×高さで出た数字と比べてみてください。
実際はスーツケースの中はシステムバーがあったり角が張り出していたりするので、計算して出た数字より少なくなりますが、それも考慮すれば、なんとなーくの自分にあった大きさがわかってくると思います。