スーツケースは軽いのがいい!
でも軽さと丈夫さは両立できるの?
スーツケース・キャリーバッグはやっぱり軽いのがいい!
でも、軽量をうたっている製品の中でも軽さのランクはいろいろある。
そもそもスーツケース・キャリーバッグの重さってどこで変わるの?軽いタイプは品質的には大丈夫なの?
そんな疑問を解消するため、ハードケース・ハードキャリーの重さの秘密をご説明します。
ハードケース・ハードキャリーの重さを決めるポイントとは?
スーツケースやキャリーバッグの重さを大きく左右するものは・・
1.ボディの素材・薄さ
2.フレームかファスナーか
3.その他の部品
つまり、これらが軽量化されれば、ハードケース・キャリーバッグの本体も必然的に軽くなります。
ここではスーツケースの素材について詳しくご説明します。
ハードケース・ハードキャリーの重さを左右する素材について
少し前までは、ABS樹脂等が主流でしたが、最近はポリカーボネートという素材を使った製品が多くなってきました。
スーツケースの主要ブランドのほとんどがポリカーボネート素材を使った製品を出しています。
ポリカーボネート素材とは?
ポリカーボネート素材は、従来のABS樹脂よりも耐衝撃性、耐熱性の高い丈夫な素材です。
素材自体が軽いわけではなく、薄く成形できるので、その分質量が減り製品本体が軽くなるのです。
ポリカ素材のスーツケースを押すとペコペコするのは、素材が弱いからではなく、薄いからなんですね。
ポリカーボネート素材は従来の樹脂に比べるとコストが高いです。
ポリカーボネート素材を使って軽く仕上げた製品の値段が比較的高くなるのはそのせいです。
低価格に抑えるには従来の、丈夫だけど重くなってしまう素材を使うことになるんですね。
ポリカ100%は本当に高品質?
ところが、ポリカーボネート素材は従来の樹脂より丈夫とはいっても、100%ポリカだけだと若干柔軟性に欠けてしまいます。
そこで、品質をしっかりと考えられた商品はコストを下げるためではなく、柔軟性を持たせて割れにくくするために独自の配合でポリカーボネートに少しABS樹脂を混ぜています。
こういった商品はポリカ100%のスーツケースよりは若干重くはなりますが、強い衝撃が加わったときに割れにくい、というメリットがあります。
とても強い衝撃が加わったとき、へこみで済むか、割れてしまうか、という感じかも・・・?
なので、安易に軽さやいい素材とされるポリカ100%にこだわるのではなく、軽さと丈夫さのバランスのとれた製品を選ぶことをおすすめします。
[ファスナータイプ]
■ 36L【1.8kg】¥61,560
■ 68L【2.5kg】¥72,360
■ 94L【2.8kg】¥77,760
■ 144L【3.5kg】¥87,837
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[フレームタイプ]
■ 57L【3.5kg】¥31,320
■ 76L【3.8kg】¥33,480
■ 92L【4.2kg】¥35,640
フレームタイプで3kg台を実現。フレームタイプの安心感と軽さ、両方欲しい方におすすめ!
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フレームかファスナーかによる違い
フレームは金属など重い素材でできているので、フレームタイプのスーツケースはファスナータイプのものより重くなります。
とはいえファスナータイプは安全面が心配、という方も少なくないと思います。
そんな方はこちらのページを参考にしてみてください↓
ハードケースのフレームとファスナー、それぞれのメリット・デメリット